ラジオNIKKEIがマンション管理情報番組スタート
2013/6/25
三菱地所コミュニティ株式会社は、7月5日(金)からラジオNIKKEI(ニッケイ)第1放送で、同社が提供するラジオ番組「日下部理絵の知っ得・納得・マンション管理」(予定)の全国オンエアがスタートすると発表しました。マンション管理に特化したラジオ番組がレギュラー放送されることは、業界初の試みといわれ、リスナー動向が注視されています。
パソコン・スマホ向けにはサイマル配信
「日下部理絵の知っ得・納得・マンション管理」が放送されるのは、ラジオNIKKEI第1(短波放送3.925MHz、6.055MHz、9.595MHz)の毎週金曜日、午後9時15分から9時30分までの15分間。パソコンやスマートフォンがそのままラジオ受信機となるIP(Internet
Protocol)サイマルラジオ配信サービスの「ラジコ」(http://radiko.jp/)でも聴取できます。
三菱地所コミュニティは三菱地所グループの管理会社で、営業部によると「ラジオのレギュラー番組スポンサーとなるのは当社としても初」といいます。「『マンションは管理を買え』といわれる一方で、マンション管理に関する情報番組は少ないのが実状。そこで今回、マンション管理に関するさまざまな情報を、マンション管理士である日下部理絵氏がパーソナリティとなり、素敵なゲストを交えて対談形式でお送りする、いわば“マンション管理チャンネル”をスタートさせることにしました」と、その狙いを解説しています。
パーソナリティを務める日下部氏は、第1回マンション管理士試験合格後、管理会社での勤務を経て、マンション管理士事務所「オフィス・日下部」を設立。制度史上初の女性「東京都マンション管理アドバイザー」となったほか、一般社団法人マンション管理員検定協会を設立して理事長に就任するなど、豊富な経験と独自の理論が高く評価されています。
「ゲストには、マンション管理士として第一線で活躍中の親泊哲氏・飯田太郎氏・廣田信子氏などの専門家ほか、いま話題の株式会社ベアーズも登場する予定です。マンションの居住者・区分所有者・管理組合・理事などに限らず、これからマンションの購入を検討されている方も“必聴”の情報満載でお届けします」と、日下部氏は抱負を語ります。「1週間の仕事を終えて、ほっとする金曜日の夜にお聴きいただき、週末の理事会・総会に備えてもらいたいという願いも込められています。全国放送となりますので、パソコンやスマートフォンでお気軽にお聴きください!」。
現在、国民の10人に1人が分譲マンションに住むといわれ、築30年以上の高経年マンションが100万戸を超えるなど、さまざまなマンション問題が全国の都市部で顕在化しています。これまでにも、スポット(単発)でマンション問題を取り上げるラジオ・テレビなどの番組はありましたが、全国を放送・配信エリアとするレギュラー番組は例がなく、多くのリスナーの関心が集まることが期待されます。
(編集部)