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生活管理RESIDENCE

震災対応マニュアルに基づく実践的防災訓練

神奈川県藤沢市のライオンズ湘南藤沢グランフォート管理組合は、2014年10月に株式会社大京アステージのサポートによる住民参加型の防災訓練を実施しました。当日は震災対応マニュアルに基づき、居住者安否確認、負傷者搬出訓練、建物被害の確認、ペット避難場所設置、防災備蓄品確認など実践的な訓練メニューを用意し、報道関係者にも訓練の模様を公開しました・・・

マンションコミュニティのはじめの一歩

東日本大震災以後、マンションコミュニティの必要性が随所で語られるようになりました。一方で、以前からマンションは、鍵一つかければ安心で防犯対策が楽でよいといわれ、ご近所付き合いの煩わしさがないことをマンション住まいを選んだ理由にしている人も多くおります。多様な価値観の人が集まって住むマンションは無関心の集合体でコミュニティ形成が難しい居住形態であるといわれ、地域社会ではその無関心層がコミュニティ形成の妨げの要因に挙げられることも少なくありません・・・

宅建業法改正で「宅地建物取引士」へ名称変更

不動産売買の専門家として消費者の利益を保護するとともに中古住宅の円滑な流通を促進するため、「宅地建物取引主任者」を「宅地建物取引士」の名称に改める改正宅地建物取引業法が、6月3日の衆議院本会議の可決を経て、6月18日の参議院本会議で可決、成立しました。改正法は公布後1年以内に施行され、来年度から新制度が発足することになりますが、設置義務や試験などについては従来の宅建主任と同様で変更はない見込みです・・・

違法貸しルームで火災、国交省が是正徹底を通知

国土交通省は、2014年3月末までに違法貸しルームの調査対象が1893件となり、うち853件で建築基準法または関連条例の違反が判明したと発表しました。また、違法貸しルームで火災が相次いで発生していることから、全国の自治体等に対し、調査や是正指導などの対策を一層推進するよう通知しました・・・

MALCAが「MLCPプランナー」養成講座を開講

マンション生活継続計画(MLCP)の作成についての必要な知識をもつ人材を養成するための初の講座が、2014年3月2日(日)、東京・千代田区のちよだプラットフォームスクウェアで開催されました。今回の「第1回MLCPプランナーAタイプ基礎講座」は、マンションの居住者組織や管理組合等において災害対策の担い手となる人材の養成を目的とするもの。講座を実施した一般社団法人マンションライフ継続支援協会(MALCA)では、MLCPプランナーの育成を今後も段階的に進める計画です・・・

調査対象の「違法貸しルーム」全国で1347件

国土交通省は2014年1月24日、住宅局建築指導課による違法貸しルームの是正指導等の状況を公表し、2013年7月から12月までに国・地方自治体に通報があったもののうち、特定行政庁において立入調査等を行う対象となった物件が全国で1347件(12月31日時点)あることを明らかにしました。報道発表資料では、今後も国と自治体が連携して建築物の安全性の確保を進めるとし、違法貸しルームに関する情報提供を引き続き呼びかけています・・・

改正電気事業法が成立、2016年に小売り全面自由化

2013年6月に国会に提出されたものの与野党対立の影響で廃案となった電気事業法の改正案が、10月に召集された臨時国会に再提出され成立しました。改正電気事業法に基づき、日本の電力システムの改革が今後3段階に分けて実施され、2016年をメドに電力小売りの全面自由化が実現する見込みです・・・

東京電力がスマートメーター設置計画を3年前倒し

東京電力株式会社は、スマートメーター設置計画を、2014(平成26)年度から2023(平成35)年度までの10年間から3年前倒しし、2020(平成32)年度までに完了すると発表しました。サービスエリア内のスマートメーター全戸展開を全国に先駆けて実施することで新電力への顧客流出を防ぐことが目的とみられ、2016年に予定されている電力の小売り全面自由化をにらんだ競合が今後本格化しそうです・・・

高層マンションの火災時に非常用エレベーターを活用

東京消防庁は、高層マンションやビルにおける火災発生を想定した新しい指導基準「高層建築物等における歩行困難者等に係る避難安全対策」を策定し、「一時避難エリア」の設置と「避難誘導用エレベーター」の設置を推進すると発表しました。新基準では、一定の要件を満たした非常用エレベーターを歩行困難な高齢者等の避難に活用するなど、全国ではじめての取り組みが示され、2013年10月1日から高層建築物の建築計画時等の関係者に対する指導が行われています・・・

「違法貸しルーム」は寄宿舎に該当

国土交通省は、「違法貸しルーム」に関する9月6日付け通知を関連団体に送付したことを公表しました。発表資料では、「貸しルーム」に建築基準法を適用する際の考え方について「従来からの本法の考え方を改めて示したものであり、建築基準法の解釈に新たに変更等を加えるものではない」としています。しかし、いわゆる“脱法ハウス”は建築基準法の「寄宿舎」の用途に該当すると明記し、建築基準法違反の疑いのある物件に関する情報収集へのさらなる協力を呼びかけています・・・

国が“脱法ハウス”の監視を強化

マンションの室内を極端に狭く区分けして「シェアハウス」などと称する、いわゆる“脱法ハウス”に対し、国が監視を強化しています。国土交通省は、こうした建築物は建築基準法に違反する可能性があるとして、情報提供の受付窓口を開設したほか、関連団体に是正指導等の周知と情報提供を求める文書を送付しました。ひとつの住居を複数の他人どうしでシェア(共有)するシェアハウスは、近年、新しい居住スタイルとして注目されています・・・

大京アステージが修繕工事を“ブランド”化

大京グループのマンション管理事業を担う株式会社大京アステージは、7月2日、管理を受託しているマンションの修繕工事に管理組合・居住者の要望や時代に応じたアイデアを反映させるしくみを、ブランドを冠したサービス「Plusidea(プラシディア)」として提供すると発表しました。「管理会社だからできる修繕工事」のブランド要素を強化することで競合他社との差別化を図り、顧客満足度の向上につながる先導的な取り組みとすることが狙いです・・・

ラジオNIKKEIがマンション管理情報番組スタート

三菱地所コミュニティ株式会社は、7月5日(金)からラジオNIKKEI(ニッケイ)第1放送で、同社が提供するラジオ番組「日下部理絵の知っ得・納得・マンション管理」(予定)の全国オンエアがスタートすると発表しました。マンション管理に特化したラジオ番組がレギュラー放送されることは、業界初の試みといわれ、リスナー動向が注視されています・・・

規制改革会議の答申にみるマンション生活の近未来

政府の規制改革会議(議長:岡素之・住友商事相談役)は、2013年6月5日に第1回答申を取りまとめ、安倍晋三・首相に提出しました。答申には、マンション高圧一括受電サービスの導入推進やスマートコミュニティの普及、老朽化マンションの建て替え促進など、マンション生活にも影響がある提言が含まれています・・・

千葉市が要件を備えた管理組合を自治会と認定

千葉県千葉市は、2013(平成25)年度から、一定の要件を備えたマンション管理組合を、町内自治会と同様に取り扱うこととし、市民自治推進課が作成・配布している「町内自治会ハンドブック」の内容を一部改訂しました。地域における自治会の役割を踏まえ、管理組合として自治会連絡協議会へ加入することなどが必要条件となりますが、市との行政事務委託契約や地域的な会議への参加等により行政情報が入手しやすくなり、委託料等の収入が得られるメリットもあります・・・

豊島区が条例で名簿作成等を義務づけ

東京都豊島区は、分譲マンションの管理に必要な事項を条例で示すことにより良好な維持管理を推進するため、「マンション管理推進条例」制定に向けた取り組みを進め、2012年12月に区議会が全会一致で可決。全国で初めて分譲マンションの管理に特化し、管理状況の届け出などを義務化した条例が、2013年7月1日から施行されることになりました・・・

マンションを大規模水害時の一時避難場所に

東京都葛飾区は、大規模な水害が発生した際の緊急避難場所として、3階以上の丈夫な建物を確保することを目的とし、マンションをはじめとする集合住宅等との地域住民の一時避難に関する協定締結を促進することを決定。8月20日付けで、区内の集合住宅管理者宛てに区長名による文書とアンケートを送付し、協力を呼びかけました。分譲マンションでは、管理組合が協定の当事者となることが想定されています・・・

マンション防音の基礎知識

自分は気にならない音でも、周りの人はうるさいと感じているかもしれません。さまざなライフスタイルが集まるマンションでは、周りに対する気配りがコミュニティーを形成するうえでも欠かせません。建物の防音性能に対する要求は、「学校・戸建住宅」<「ホテル・病院」<「集合住宅」の順に高くなります。音の感じ方には感覚的、気分的なところがあり、数値的には同じ音でも、場所や空間によって聞こえ方は変わるからです・・・

<特別企画>
MALCAが初のMLCPフォーラムを開催

2013年3月31日(日)午後1時から、東京・千代田区の日比谷図書文化館で「MLCPフォーラムVol.1」が開催されました。主催は一般社団法人マンションライフ継続支援協会(MALCA)、後援は国土交通省、内閣府(防災担当)、復興庁。会場となった大ホールは、200人を超える参加者で満席となりました。フォーラムの最後に、MLCP(Mansion Life Continuity Plan マンション生活継続計画)検討会がまとめた提言を発表し、参加者からは大きな拍手が送られました・・・