改正被災マンション法が成立
2013/7/9
大規模災害により被災した分譲マンション解体の要件を緩和する、「被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法」(被災マンション法)の改正法案が、6月19日の参議院本会議で可決、成立しました。同時に審議された「大規模な災害の被災地における借地借家に関する特別措置法」(
「取り壊し決議」が5分の4以上の多数決で可能に
改正被災マンション法と
被災マンション法の改正により、被災した分譲マンションを取り壊す場合や、全壊した場合の敷地売却などの要件を緩和。所有者全員の合意が必要だったこれまでの制度を改め、5分の4以上の多数決で可能としました。
また、
今回の法改正により、被災したマンションの解体などがしやすくなり、被災地の復興や再開発の迅速化につながることが期待されます。
(編集部)