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京都三条ラジオカフェがマンション番組を放送

2013/10/8

特定非営利活動法人(NPO)京都コミュニティ放送が運営するコミュニティFM局「京都三条ラジオカフェ」で、10月16日から新番組「マンション・ア・ラ・カルト」が放送されます。番組を制作するのは、同じく地元・京都を中心に活動するNPOマンションサポートネットで、地域密着型のNPOによるコラボレーションとして注目されます。

インターネットでサイマル配信とアーカイブ配信

「マンション・ア・ラ・カルト」は、京都三条ラジオカフェ(79.7MHz)で水曜日の午後2時から15分間の枠で放送されます。初回放送は10月16日で、以降10月23日・30日、11月6日・20日、12月4日・18日の7回放送予定。京都市の一部および周辺地域が受信エリアで、エリア内人口は約100万人、エリア内世帯数は約44万世帯となります。

FM放送はインターネット(http://radiocafe.jp)でもサイマル配信(ライブ放送)されるほか、Ustream(ユーストリーム)とYoutube(ユーチューブ)を利用したアーカイブの配信も行っています。

番組のパーソナリティは、コミュニケーションサポーターの横山由紀子氏とマンションサポートネット理事長の田村哲夫氏の二人が務め、マンションに関する話題と音楽を交えた番組を構成する予定です。

田村氏は、「これまでに見聞きしてきたマンション管理の現場を踏まえて、マンションライフやマンション管理にとって大切なポイントについて触れたい。放送時間は短いが、精一杯、良いマンションになっていくためのキーワードを伝えたい」と抱負を語っています。

京都コミュニティ放送は、京都の都心コミュニティの活性化をめざして2001年9月に設立され、2002年3月5日に京都府からNPOの認証を取得。2003年3月31日に、日本初のNPO放送局となった京都三条ラジオカフェを開局しました。NPOによるコミュニティFM放送局は、2013年3月現在、全国で22局を超え(京都コミュニティ放送調べ)、新しい放送の形態として定着しようとしています。

また、京都三条ラジオカフェは市民がNPO会員となって運営をサポートし、3分1575円から時間に応じた「放送利用料」を負担することで自由なテーマで番組を企画・制作・出演できるなど、市民が主役のNPO放送局として注目されています。

コミュニティFMは、市町村などをエリアとする小出力(20ワット以下)のFMラジオ局で、1992年の改正放送法によって制度化されました。規制緩和が進んだとはいえ、放送免許取得のハードルは現在でも決して低いとはいえません。しかし、東日本大震災では地域に密着した情報提供に適したメディアとして再評価されるなど、地域に特化した生活・商業・行政情報などを提供する役割に期待が寄せられています。

(編集部)

関連記事: 京都で新NPO「マンションサポートネット」設立(2013/4/9)




バナースペース

図版 CHART

図1: NPO京都コミュニティ放送が運営するコミュニティFM局「京都三条ラジオカフェ」のホームページ 

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図2: パソナリティを務める横山由紀子氏のホームページ「会話の泉」

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